
ローマ、トリニタ・デイ・モンティのヴィッラ・メディチの眺め
作品情報
ストーリー
羊皮紙の高さは30センチに足りません。テンペラで描かれた、小さな都市景観です。作者のファン・ウィッテルはアメルスフォールト生まれのオランダ人で、仕事の生涯をローマで送り、イタリアではガスパーレ・ヴァンヴィテッリと呼ばれました。1685年のこの眺めには、ピンチョの丘のヴィッラ・メディチの庭が、まだ評判の中身をそなえたまま写されています。1583年にローマで掘り出され、この庭に据えられたニオベとその子供たちの古代彫刻群です。1770年、トスカーナ大公ピエトロ・レオポルドが教皇の許可を得て彫刻をフィレンツェへ運び、1780年からはウフィツィに専用の部屋があります。アルノ川をはさんで、この羊皮紙のすぐ向こう側です。署名は画面の中の石標に、三つの頭文字で入れられています。