
Jean-Auguste-Dominique Ingres · PD
アウグストゥス、リウィア、オクタウィアの前で『アエネーイス』を朗読するウェルギリウス
作品情報
ストーリー
紀元前23年、アウグストゥスは19歳の甥で後継者と定めていたマルケッルスを失っていた。アングルが選んだのは、古いウェルギリウス伝が伝える一場面である。詩人が皇帝の前で『アエネーイス』第六巻を朗読し、マルケッルスの名が読み上げられた瞬間に、その母オクタウィアが気を失う。彼女は右へと崩れ落ち、アウグストゥスは手を上げて朗読を止めさせ、リウィアがそばで見つめる。アングルはこの大きな画布を1811年ごろローマで描き始め、その後数十年にわたって手を入れ続けた。1867年に世を去るまで未完のまま残し、トゥールーズ市に遺贈した。




