
Sailko · PD
ピカルディの丘の風車
作品情報
ストーリー
題名にある「ピカルディの丘」は、ヴィル=ダヴレーから来る道がフォス=ルポーズの森を抜けて出てくる、ヴェルサイユの町はずれの高台です。コローはこの道をよく知っていました。1817年、父親がヴィル=ダヴレーの池のほとりに田舎の家を買い、息子はその池を生涯描き続けることになります。題名は「双子の風車」ですが、画面ではっきり見えるのは一基だけです。明るい石の塔に黒くとがった屋根、灰色の空を背にした羽根、そして後ろに斜めに地面へ下りる長い棒。屋根を風の向きに回すための棒です。砂の道が緑の畑のあいだをカーブして、木立の中の数軒の家へ向かいます。縦20センチ、横30センチほどの小さな作品で、ルーヴルは19世紀の第三四半期とだけ記しています。




