
冬景色
作品情報
ストーリー
画面全体は絵はがきほどの大きさで、凍った水路の上に大勢の人がいます。そりを押す人、スケートをする人、そして「コルフ」に興じる人もいます。コルフは曲がった棒で氷の上の球を打ち、杭をめがけて進めるオランダの遊びです。氷は果てしなく奥へと続いているように見え、手前で空に黒く浮かぶ葉のない木が、その奥行きをいっそう深くしています。
こうした冬の情景は1610年代のオランダの町でよく売れました。ファン・デン・ベルヘはこの作品を、まったく同じ大きさの夏の風景と対にして描いています。署名は意外な場所にあります。左下の樽を見ると、イニシャルのCVBが一つの組み文字になって描かれています。
