
Wassily Kandinsky · PD
黄色い中心
作品情報
ストーリー
1926年、カンディンスキーが教えていた美術とデザインの学校バウハウスは、ヴァイマルを離れざるをえなくなった末に、デッサウの新しい校舎へ移りつつありました。同じ年、カンディンスキーは『点と線から面へ』を出版しています。点や線や円が画面の上でどのように働くかを、文法のように説いた本です。縦45センチほどのこの小さなカンヴァスでは、重たい黒い環が黄色い部分を囲み、細い棒や小さな三角形がそれを横切っています。周りには青や赤、ピンクの柔らかな斑点が、雲のように漂っています。左下には画家のモノグラムと「26」の数字が記されています。ロッテルダムのボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館が1964年に購入し、現在は、来館者が中を歩いて見て回れる収蔵庫「デポ」に保管されています。




