
William-Adolphe Bouguereau · PD
若い羊飼いの娘
作品情報
ストーリー
赤いスカーフを髪にかけた少女が、羊飼いの杖に両腕をあずけ、粗い木の柵の前に立っています。背後の斜面では羊の群れが草をはんでいます。ブグローがこの絵を描いたのは1868年です。彼はその後20年以上にわたって、若い羊飼いの娘という主題に何度も立ち返りました。1880年代になると、裸足の少女を全身で描いた、高さ150センチを超える大きなカンヴァスが生まれます。サンディエゴやタルサの美術館にあるのがその例です。それに比べるとこの作品は高さ約一メートルと控えめで、少女は膝の下あたりで画面から切れています。所蔵するフロリダ州オカラのアップルトン美術館は、この少女に優しさと用心深さを見ています。絵は、近くでサラブレッドの牧場を営み、1987年に自らのコレクションのために美術館を開いたアーサー・I・アップルトンから寄贈されました。




