
Jean-Baptiste Camille Corot · PD
マンドリンを持つ若い女性
作品情報
ストーリー
1865年ごろ、コローは自分のアトリエを何度か描いており、本作はその一枚である。赤い胴着の若い女性が片手にマンドリンを持ち、もう一方の手に顎をのせて、目の前のイーゼルを見つめている。そこには金色の額に収まった、描き上がった風景画が立てかけてある。黒い髪には赤いリボンが通り、背後には座面と背もたれが色とりどりの椅子が見える。1866年、友人のルイ・ブリアンが画家から直接この絵を手に入れた。のちに相続によってモラン家に渡り、1933年3月にパリの競売会場オテル・ドルーオで売りに出された。フランスの国立美術館はそこで、ユベール・モランの未亡人が夫をしのんで出した資金の助けを得てこれを購入した。現在はルーヴル美術館の所蔵で、オルセー美術館に寄託されている。




