デ・モーガン財団
コンプトン, イギリス
ストーリー
デ・モーガン財団は、決まった一つの館をもたないコレクションです。画家イーヴリン・デ・モーガンと、アーツ・アンド・クラフツ運動のラスター彩のタイルや皿で知られる陶芸家ウィリアム・デ・モーガン、この夫婦の作品を集めています。集めたのはイーヴリンの妹で作家のウィルヘルミナ・スターリングでした。二人の作品があまりに増えたため、彼女は1931年、それを収めるためにロンドン南西部のジョージ王朝様式の邸宅、オールド・バタシー・ハウスへ移り住みます。コレクションを守る財団は1970年に設立されました。
2002年から2014年まで、コレクションはワンズワースの旧図書館に専用のセンターをもっていました。それ以降は提携先の施設で展示されています。その一つがサリー州コンプトンの芸術家村ワッツ・ギャラリーで、デ・モーガン夫妻の絵画と陶器を展示しています。ほかの二つは、ウルヴァーハンプトンのワイトウィック・マナーと、バーンズリー近郊のキャノン・ホールです。
コレクションにあるイーヴリンの代表作の一つが、1894年の《フローラ》です。ローマの花の女神をほぼ等身大で描いたもので、女神はビワの木の前に立ち、ボッティチェッリの《春》と《ヴィーナスの誕生》を公然と下敷きにしています。
