マサベウ・コレクション
マドリード, スペイン
ストーリー
マサベウ家はアストゥリアスで財を成しました。はじめは商業と銀行業、のちにセメントです。1898年に創業した同家の会社トゥデラ・ベギンは、スペインで最も早いセメント工場の一つでした。収集は何世代にもわたって受け継がれ、1968年に亡くなったペドロ・マサベウ・マサベウが、それを本格的な古典巨匠のコレクションに育てた人物とされています。
現在、コレクションはマリア・クリスティーナ・マサベウ・ペテルソンの名を冠した財団が管理しており、2019年からはマドリードに一般公開の拠点を持っています。コロン広場近く、アルカラ・ガリアーノ通りにある修復された邸宅です。ここは企画展で運営されているため、何が見られるかは時期によって変わります。一族が所有する作品には、セビーリャの聖人画家フランシスコ・デ・スルバランによる1630年代末の《アレクサンドリアの聖カタリナ》や、フランシスコ・デ・ゴヤが1793年に描いた小さな闘牛の場面があります。ゴヤが耳の聞こえなくなった病から回復しつつあった頃の作品です。どちらもよそでの展覧会にたびたび貸し出されています。
これとは別に、ペドロ・マサベウ・ペテルソンが集めた部分は、1993年の彼の死後アストゥリアス州に譲られ、オビエドのアストゥリアス美術館に展示されています。
