
ストーリー
オルレアンが絵画館を設けたのは1797年、革命によってこの地方の教会や修道院から祭壇画が運び出されて、まだ数年しかたっていない頃でした。最初の所蔵品はまさにそうして没収された作品で、地元の収集家エニャン=トマ・デフリッシュと画家ジャン・バルダンが集めたものです。美術館はそれ以来、この土台の上に成長してきました。
今日この美術館を際立たせているのは、上の階の静かな一続きの展示室です。ルーヴルに次いでフランスで2番目に大きいパステル画のコレクションで、色チョークで描かれた18世紀の繊細な肖像画が、色あせないよう薄暗い光の中で、入れ替えながら展示されています。下の階では15世紀のイタリアからオランダやフランドルの画派へと壁が続き、スペイン絵画の中にはベラスケスが描いた使徒の頭部もあります。
絵画が大聖堂近くの現在のコンクリートとガラスの建物に移ったのは1984年のことで、それまでの2世紀は町の古い館に分散していました。



