
ストーリー
ヒューストン美術館は国内でも最大級の美術館の一つに成長し、名だたる建築家が次々と手がけたキャンパスに広がっている。最も古い棟は、鉄とガラスのドイツの巨匠ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエが増築した。のちの一棟はスペインのラファエル・モネオが設計し、2020年には、湾曲した乳白色のガラスの壁を持つスティーヴン・ホール設計の三つ目の建物が開館した。
展示室には、ルネサンスの金地の絵画から、ラテンアメリカ美術や近代美術の充実した収蔵品まで、あらゆるものが収められている。だが人々が話題にするのは地下にある作品だ。二つの建物のあいだを行き来するには、アーティストのジェームズ・タレルによる《ライト・インサイド》というトンネルを通り抜ける。ネオンの色がゆっくりと移ろうその空間では、床が溶けていくように感じられ、壁は輪郭を失う。
コレクション
19点の作品
姉ウィリアム・アドルフ・ブグロー, 1869
オレンジの木々ギュスターヴ・カイユボット, 1878
大運河の入口、ヴェネツィアカナレット, 1730
テセウスに捨てられたアリアドネアンゲリカ・カウフマン, 1774
レダと白鳥ピーテル・パウル・ルーベンス, 1601
老女の肖像ハンス・メムリンク, 1485
突風ギュスターヴ・クールベ, 1865
岩フィンセント・ファン・ゴッホ, 1888
冥界からエウリュディケを導くオルフェウスジャン=バティスト・カミーユ・コロー, 1861
花束と扇のある静物ピエール=オーギュスト・ルノワール, 1871
紫のコートの女性アンリ・マティス, 1937
格子のあるコンポジション1ピート・モンドリアン, 1918
編み物をするブワシエール嬢ギュスターヴ・カイユボット, 1877
海岸の難破船ウジェーヌ・ドラクロワ, 1862
金色のタイの静物フランシスコ・ゴヤ, 1808
幼子イエスの礼拝サンドロ・ボッティチェッリ, 1500
ボナヴァンチュールの松ポール・シニャック, 1893
トラスタマラ伯爵ビセンテ・オソリオ・デ・モスコソフランシスコ・ゴヤ, 1786
化粧する若い女性(習作)ジョルジュ・スーラ, 1889