
ストーリー
ヴィースバーデン博物館は、ほかの美術館がめったに試みないことをしています。美術と自然界をひとつ屋根の下に収め、その両方を同じまなざしで見るよう誘うのです。片側には絵画の展示室が並び、もう片側には鉱物や鳥、蝶が、形と色に従って並べられた部屋があります。
美術部門の中心は、ロシア生まれの画家アレクセイ・フォン・ヤウレンスキーです。彼は最後の20年をこの温泉町で過ごしました。博物館は数十年をかけて彼の作品を100点以上集めてきました。輝くような肖像画や、色の帯で組み立てられたほとんど抽象的な顔の作品で、世界でも屈指のヤウレンスキー・コレクションです。2019年からは、もうひとつの常設の見どころとして、アール・ヌーヴォーの大規模な寄贈品が加わりました。1900年前後に流行した、うねるような装飾様式の作品が500点以上あります。
博物館そのものは、フランクフルトの収集家ヨハン・イザーク・フォン・ゲルニングのコレクションから生まれました。1824年、ナッサウ公国が終身年金と引き換えにこれを引き取ったのです。






