
音声ガイド
ストーリー
画家ジョン・トランブルが1832年に自作の絵を100点以上イェールに手渡したとき、彼は変わった条件をつけた。自分と妻を、その絵の下、画廊の中に葬ってほしいというのだ。トランブルはアメリカ独立革命で戦い、その後の生涯をそれを描くことに費やした。《独立宣言》やヨークタウンの降伏を描いた画布がここにある。この寄贈が、ここを国内最古の大学美術館とした。
コレクションはとうにトランブルを越えて広がった。古代地中海美術から名高いアメリカの家具・銀器の一群にまで及び、フィンセント・ファン・ゴッホの《夜のカフェ》を所蔵する。ぶつかり合う赤と緑は1888年、アルルで描かれた。初期イタリア絵画やアフリカ彫刻もあり、近代の作品も並ぶ。
建物そのものも名所だ。チャペル・ストリートに面した1953年の翼は、のちに世紀屈指の称賛を集める建築家ルイス・カーンの最初の大きな仕事で、四面体を並べた剥き出しのコンクリートの天井が、彼で知られることになる素朴で重厚な様式を告げていた。入館は無料である。
コレクション
17点の作品
夜のカフェフィンセント・ファン・ゴッホ, 1888
不節制の寓意ヒエロニムス・ボス, 1500
研ぎ師カジミール・マレーヴィチ, 1912
カエサル万歳、死にゆく者たちが汝に敬礼すジャン=レオン・ジェローム, 1859
ヘラクレスとデイアネイラアントニオ・デル・ポッライウォーロ, 1470
聖母の教育ディエゴ・ベラスケス, 1617
ラ・ロシェルの港ジャン=バティスト・カミーユ・コロー, 1851
星月夜ジャン=フランソワ・ミレー, 1857
アレクサンドリアの聖カタリナの神秘の結婚パオロ・ヴェロネーゼ, 1550
スペイン衣装で横たわる若い女性エドゥアール・マネ, 1862
バナナの収穫アンリ・ルソー, 1910
糸杉に囲まれた花咲く果樹園フィンセント・ファン・ゴッホ, 1888
洞窟と騎手のある風景小ヨース・デ・モンペル, 1616
ボドルフ夫人の肖像フランス・ハルス, 1643
サン=ピエール広場、パリフィンセント・ファン・ゴッホ, 1887
大きな橋ギュスターヴ・クールベ, 1864
トルーヴィルの浜辺の情景ウジェーヌ・ブーダン, 1874