ヤング・アンド・ジャクソン・ホテル

ヤング・アンド・ジャクソン・ホテル

メルボルン, オーストラリア · 公式サイト


ストーリー

ヤング・アンド・ジャクソンはパブで、メルボルン中心部、フリンダース・ストリート駅の向かい、フリンダース通りとスワンストン通りの角に建つホテルです。このガイドに載っているのは、一枚の絵があるからです。現在「クロエズ・バー」と呼ばれる部屋に掛かっているのが、フランスのアカデミズムの画家ジュール・ルフェーヴルによる等身大の裸婦像《クロエ》で、1875年のパリのサロンで初めて公開されました。

この絵は1879年のシドニーと1880年のメルボルンの万国博覧会のためにオーストラリアへ渡り、メルボルンの外科医トマス・フィッツジェラルドが購入しました。1883年、彼はこれをヴィクトリア国立美術館に貸し出します。ところが3週間後、聖職者たちの抗議を受けて展示から外されました。とりわけ声高だったのは長老派教会の総会で、日曜日の来館者に裸婦を見せることに反対したのです。《クロエ》はロンズデール通りのフィッツジェラルド邸に戻り、1908年に彼が亡くなるまでそこにありました。

ホテル自体は1861年にプリンシズ・ブリッジ・ホテルとして開業し、1875年にアイルランド出身のいとこ同士、ヘンリー・フィグスビー・ヤングとトマス・ジャクソンが引き継いだときに二人の名を冠しました。フィッツジェラルドの遺産の競売でヤングがこの絵を買い取り、1909年からはホテルのバーに飾られました。二度の世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争の際にメルボルンを通過した兵士たちは彼女を慕い、クロエ宛ての手紙が前線からホテルに届きました。1988年、ヴィクトリア州の文化財当局はこの絵をホテルに恒久的に属するものと定めました。

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コレクション

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