アダムとイヴ

Hans Baldung Grien / After Albrecht Dürer · PD

アダムとイヴ


作品情報

制作年
1520
技法
油彩
種類
絵画
寸法
212 × 85 cm

ストーリー

1520年ごろ、ハンス・バルドゥングは二枚の背の高いアダムとイヴの板絵を並べて立てた。いずれの像も二メートルを超える。ドイツの新しい美術を追う者なら、その出どころはひと目で分かった。バルドゥングはニュルンベルクでアルブレヒト・デューラーに学んでおり、これらの肉体は1507年のデューラーの名高い裸体像を忠実になぞっている。ただし筆は速く、乾いている。バルドゥングは独自のものも添える。アダムの足もとの一頭の鹿、そして人体の体液をめぐる古い含意を担う小鳥たちである。イヴは木のほうへ身をよじり、果実はすでにその手にあり、まなざしは外へ滑り出て見る者と出会う。二枚の板はかつて四体の裸像から成る一群に属していた。その理想化された美しさは、朽ちゆくものと並べて読み取られるべきものだった。バルドゥングが生涯くり返し描いた、ヴァニタスの主題である。

まだまだたくさんあります。公開時にいちばんに。