
Gryffindor · CC-BY-SA-3.0
フライブルク大聖堂の主祭壇
作品情報
ストーリー
ハンス・バルドゥングはニュルンベルクのデューラー工房で修業し、この注文によって独り立ちを果たした。1512年ごろフライブルクに移り、五年ほどをかけて大聖堂の主祭壇を築いた。開閉する多翼祭壇画で、11枚の板絵から成り、助手たちとともに仕上げられている。大きく開くと現れるのは聖母戴冠で、玉座の聖母の上にキリストと父なる神が冠を掲げ、その周りを笛やヴァイオリンを奏でる小天使たちの天が取り巻く。閉じた両翼は降誕の物語を語り、裏面には磔刑が描かれる。バルドゥングは自らの顔とモノグラムをそっと画中に忍ばせた。この仕事は報酬も厚く、彼の名を高め、祭壇は今も、彼が建てたその場所に立ち続けている。




