
Dguendel · CC-BY-4.0
女の七つの年齢
作品情報
ストーリー
ハンス・バルドゥング・グリーンがこの板絵を描いたのは1544年、死の前年のことで、すでに宗教改革へと移っていた都市ストラスブールでのことだった。若い頃、彼はデューラーのもっとも才ある弟子であり、生涯にわたって一つの主題に立ち返り続けた。若さから老いへ、そして死へと移ろう過程である。前景の左に幼い子どもが立ち、続いておよそ十歳から五十歳までの女たちが並び、まといつく布をわずかに身にまとう。いちばん奥には横顔の、青ざめて顔をそむけた老女がいる。人物たちは互いに結ばれ、見知らぬ者の集まりではなく、年齢を順にたどる一つの生として読める。背後の葡萄の蔓と無花果の木が、再生と回帰を語っている。




