
Antonio da Correggio · PD
東方三博士の礼拝
作品情報
ストーリー
1515年ごろ、生まれ故郷の小さな町の名で「コレッジョ」と呼ばれたアントニオ・アッレグリは二十代半ばで、まだパルマを知らなかった。のちに彼を有名にする、あの柔らかく自然にこぼれ落ちるような光は、その地で生まれる。彼はまだ北イタリアのコレッジョにとどまり、レオナルドや近くのマンテーニャから学べるものを吸収していた。描かれるのは、三人の東方の王が生まれたばかりの幼子のもとへたどり着く瞬間だ。最年長の王はすでにひざまずいて贈り物を差し出し、その後ろから従者がほかの者たちと押し寄せる。のちにコレッジョが愛される理由が、ここにもう見てとれる。顔のやわらかな傾きと、置かれたのではなく自ずと落ちてくるような光である。長い間、これが彼の作だと誰も知らなかった。この絵は別の画家の名でミラノのこの収蔵館に入り、コレッジョの作と認められたのはずっと後のことだった。




