
Francisco Goya · PD
農業
作品情報
ストーリー
カルロス4世のもとで実権を握っていたマヌエル・ゴドイは、1792年に宰相となったとき国王夫妻から屋敷を贈られ、1801年から大がかりな改修に取りかかった。その玄関広間、大階段の手前の丸天井の下に、ゴヤの描いた四枚の円形画が掛かった。農業、産業、商業、そして今は失われた学問である。いずれも直径227センチ、麻布に膠絵具で描かれている。面会を待つ客はここで、この男が自分の名に結びつけたい進歩の中身を見上げることになった。農業では、麦の穂を冠にした女神ケレスが野に座り、足もとに農具が置かれ、ひざまずいた農夫が花と果物の籠を差し出す。空には収穫期にあたる天秤座と蠍座が浮かんでいる。




