受胎告知

受胎告知


作品情報

制作年
1535
技法
油彩
寸法
55.2 × 76 cm

ストーリー

ガロファロというのは画家のあだ名で、彼はフェラーラを代表する巨匠でした。同時代の人々は彼を「フェラーラのラファエロ」と呼びました。その名は伊達ではありません。彼は二度ローマに赴き、ラファエロやジュリオ・ロマーノの仕事を学び、1535年ごろのこの『受胎告知』は、彼がそこから持ち帰ったものを見せています。主題はルカ福音書、天使ガブリエルがマリアに男の子を身ごもると告げる場面ですが、ガロファロはそれを深く測られた空間の中に据え、二人の姿の先へ、開けた風景を抜けて、家のもっとも奥まった部屋であるマリアの寝室へと視線を導きます。衣は、ヴェネツィア絵画、とりわけティツィアーノから学んだ濃い赤で燃え立っています。この板絵は幾世代にもわたってピッティ宮殿に掛けられ、1773年になってようやく川を渡り、ウフィツィへ移りました。

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