
Paul Gauguin · PD
窓辺にて
作品情報
ストーリー
1995年、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館は、第二次世界大戦後にドイツの個人コレクションから運ばれてきた絵画を初めて公開しました。この静物画もその一点です。1927年にベルリンの画廊で、ヴァイマルの実業家オットー・クレプスが購入し、戦後、ソ連軍によってレニングラードへ送られました。それから長いあいだ収蔵庫に置かれたままで、1964年に出たゴーギャンの作品総目録にも載っていません。描かれたのは1882年で、パリの自宅の一隅と考えられています。窓辺のテーブルに黄色いクロスが掛けられ、蓋付きの大きなジョッキ、ガラスの瓶、スプーンを差したコップ、小皿の上のレモン、そして角砂糖が二つ並んでいます。右下には、署名と1882年の年記が入っています。




