
Giovanni Battista Cima da Conegliano · CC-BY-SA-4.0
キリストの洗礼
作品情報
ストーリー
1492年、キーマ・ダ・コネリアーノはこの作品をサン・ジョヴァンニ・イン・ブラゴーラ聖堂の主祭壇のために描きました。いまも同じ聖堂に残っていることが、この絵の性格をよく伝えています。内陣を整える祭壇画として、全体がとても静かで明晰です。中央には裸足のキリストが立ち、両手を合わせています。洗礼者ヨハネが身をかがめて水を注ぎ、反対側では三人の天使がキリストの衣を持って待っています。上空には、天使たちに囲まれた雲から聖霊の鳩が降ります。研究者たちは早くから、この風景が遠いヨルダン川というより、画家になじみ深いヴェネトの景色を思わせると指摘してきました。キリストの足もとでは、水が岸辺の浅いくぼみに集まり、その脇に乾いた地面が残っています。




