
Giovanni Battista Cima da Conegliano · PD
聖母子と大天使聖ミカエルおよび聖アンデレ
作品情報
ストーリー
チーマがこの祭壇画を描いたのは1497年ごろ、パルマの城壁のすぐ外にあった教会のためで、その建物は1546年に取り壊された。聖母が幼子を抱いて座り、その両脇に二人の聖人が立つ。片側は甲冑をまとった大天使ミカエル、もう片側は十字架を携えた使徒アンデレで、背景には崩れかけた石造りが、画家の暮らすヴェネツィア本土の澄んだ均質な光に照らされている。その後一世紀あまり、この板絵には偽の銘が記され、レオナルド・ダ・ヴィンチの作として所蔵されていた。1834年にパルマの公爵家のギャラリーに入って、ようやくチーマの手に正しく戻された。人物の背後に画家が置いたのは、遠くの丘の上の小さな町コッラルト、彼自身が生まれたヴェネトの土地にほど近い場所である。




