
Paul Cézanne · PD
テントの前の水浴者たち
作品情報
ストーリー
1937年、パリ万国博覧会の会期中に開かれた「フランス美術の傑作」展に、このセザンヌが出品された。貸し出したのはオスロの画家で画商のヴァルター・ハルヴォルセンである。絵はそれより前、1912年にスウェーデンの収集家の手に渡り、以来北欧にあった。画面の左には大きな木が立ち、その枝から垂れた布がテントのように広がっている。セザンヌの画商アンブロワーズ・ヴォラールの在庫台帳にも、裸の女たちと、枝から布がテントのように下がる大木のことが書き留められている。その周りで女たちが腰を下ろし、腕を上げ、奥では水に入っている。制作年は1883年から1885年頃とされる。のちにノルウェーの船主モルツァウの所蔵を経て、1959年、シュトゥットガルト州立美術館がそのコレクションから約30点をまとめて購入した際に、この絵も加わった。




