
Jan Matejko · PD
グルンヴァルトの戦い
作品情報
ストーリー
マテイコがこの巨大な絵を描いた19世紀後半、ポーランドという国は地図の上から消えていた。三つの帝国に分割され、独立を失っていたのである。彼が選んだ主題は、それより450年以上前、1410年にポーランド・リトアニア連合軍がドイツ騎士団を打ち破ったグルンヴァルトの戦いだった。横幅は十メートル近い。無数の馬と槍と旗が入り乱れる画面の中央で、騎士団の総長が槍に貫かれて倒れかけている。この絵は、国を持たない人々に過去の勝利を思い起こさせる旗印になった。第二次大戦中、ナチスはこの絵を破壊しようと所在に賞金までかけたが、ポーランドの人々は地中などに隠して守り抜いた。




