
John Martin · PD
ベルシャザルの饗宴
作品情報
ストーリー
1821年の初め、ジョン・マーティンがこの絵をロンドンで公開すると、押し寄せる人波を抑えるために手すりを設けねばならず、200ポンドの賞金までもたらした。パノラマと見世物の時代だった。ロンドンの人々は、都市や戦いを描いた巨大な絵の中に立つために金を払い、マーティンは聖書を光のショーとして差し出した。描かれるのは、あの饗宴である。謎めいた手が壁に文字を記し、ベルシャザルのバビロンは終わったと告げる。円柱と空中庭園の大広間ぜんたいが、砕けた月夜の空の下に開け放たれている。批評家は、小さな人物たちの描き方が拙いとこぼした。観衆はそれを気にとめず、この絵をもとにした安価な版画が何年も売れ続けた。


