
Raphael · PD
ブリッジウォーターの聖母
作品情報
ストーリー
1507年ごろ、ラファエロは二十歳を少し過ぎたばかりで、フィレンツェにいた。そして町を支配するふたりの巨匠を間近に見つめていた。ミケランジェロの大理石浮彫からは、身をよじって振り向く幼子の姿勢を、レオナルドからは母と子を結び合わせる渦巻き状の構図を受け取った。彼がこの主題にこれほどの動きを与えたのは、これが初めてだった。1508年にローマへ発つ前の、彼のもっとも躍動的な聖母像である。この絵はもと板に描かれ、のちに画布へ移し替えられた。名は、代々所蔵してきたブリッジウォーター・コレクションに由来する。




