
メディチ家の紋章のある天井フレスコ画
作品情報
ストーリー
この天井が描かれた1643年と1644年、トスカーナは戦争をしていた。フェルディナンド2世はカストロ公国をめぐってヴェネツィアやモデナと組み、教皇ウルバヌス8世と対立する。1643年9月には弟マッティアスがモンジョヴィーノで教皇軍を破った。頭上では戦闘が天井の縁をぐるりと回り、双子の騎士カストルとポルックスが運んでくる敵の武具で、ヘラクレスが戦勝記念の柱を組み上げる。捕虜の列は勝利と豊穣と平和の像のほうへ進んでいく。主題は、若い君主が軍神マルスに戦のわざを学ぶ教育である。中央では一群のプットがメディチ家の紋章を運び上げ、その上に載る冠の内側には、フェルディナンドの名が書き込まれている。




