
Gustave Courbet · PD
シヨン城
作品情報
ストーリー
パリ・コミューンのあとヴァンドーム広場の円柱を倒した責任を問われ、クールベは1873年にスイスへ逃れ、レマン湖畔のラ・トゥール=ド=ペルに住んだ。仕事場から湖が見え、数キロ先の岸にシヨン城が立っている。湖に張り出した岩の上の城で、地下の牢につながれた囚人を歌ったバイロンの詩によって観光地になっていた。クールベ自身も1871年に半年の禁錮を言い渡され、収監されている。彼は1873年から1876年にかけてこの城を繰り返し描き、後年の目録は21点を数えた。旅行者に売れる画題でもあった。1874年のこの一枚は、画家が生まれた町オルナンが買い上げている。




