
Eugène Delacroix · PD
十字架上のキリスト
作品情報
ストーリー
ヴァンヌの教会の司祭は、この絵のなかのマグダラのマリアがあらわにした胸を、聖具係に命じて覆わせた。教会には露わすぎると考えたのだ。ドラクロワはこの磔刑図を1835年のパリのサロンに出品し、フランス政府が2000フランで買い上げ、首都から遠いブルターニュのモルビアン県へ送っていた。やがて絵はサン=パテルヌ教会の鐘楼にしまい込まれ、長いあいだ忘れられていた。1864年に修復され、翌年ヴァンヌのラ・コユ美術館に収められて、いまもそこにある。




