
オリーブ山のキリスト
作品情報
ストーリー
ゲツセマネの園での祈りの場面です。オリーブ山のふもとの夜、キリストは祈り、連れてきた弟子たちは眠っています。描いたのは17世紀半ばのヴェネツィアの画家ピエトロ・デッラ・ヴェッキアで、美術館の記録には制作年が入っていません。彼は100年前の大ヴェネツィア派の手法をまねた絵でも生計を立てていたため、自身の作品の年代決定がむずかしく、カタログは1650年から1660年のあいだという幅で止まっています。
この絵がアテネに届いた経路は大学でした。ギリシャに国立美術館ができたのは1900年で、それまで国有の絵画は大学と工科大学に置かれていました。1900年7月28日、工科大学は258点を新しい美術館の初代館長、画家ゲオルギオス・ヤコヴィディスに引き渡しています。この作品はいまも大学からの寄贈として登録されています。
