
Piet Mondrian · PD
コンポジション:チェッカーボード、暗い色調
作品情報
ストーリー
1919年、第一次世界大戦がちょうど終わり、モンドリアンは五年ぶりにオランダを離れてパリへ戻ろうとしていた。1914年に短期の帰国をしたところで戦争が始まり、そのまま足止めされていたのだ。この数年のあいだに、彼はテオ・ファン・ドースブルフらとともに「デ・ステイル」の運動を立ち上げた。これは1919年に描いた二枚の市松模様のコンポジションのうちの一枚で、もう一枚は明るい色、こちらは暗い色による。画面は256個の小さな矩形からなる格子に分けられ、縦横それぞれ16、くすんだ赤や紫、青で塗られている。格子がもっとも均等になった状態で、どの升目も同じ大きさだ。その年のうちに彼はパリへ戻り、この均等さを、のちに彼の代名詞となるわずかな黒い線と原色の色面へと解きほぐしていく。




