赤・青・黄・黒・灰の構成

Piet Mondrian · PD

赤・青・黄・黒・灰の構成


作品情報

制作年
1922
技法
油彩
種類
絵画
寸法
41.9 × 48.6 cm

ストーリー

1922年、モンドリアンはパリでこれを描いた。50歳を迎えた年である。アムステルダムでは友人たちが誕生日を祝い、小さな回顧展を開いた。ありふれたオランダの風景から、この画面までの道のりをたどる展覧会だった。ここには木も風車もなく、名前で呼べるものは何ひとつない。それまでの二年で、彼は生涯手放さない言語に落ち着いていた。自ら新造形主義と呼んだもので、三原色と黒い線、そして白と灰の地だけを使う。黒い線の振る舞いを見てほしい。いくつかは画面の外へ抜けず、縁の手前でふと止まる。そのため白い面のあるものはわずかに前へ出て、あるものは奥へ引く。左上の赤い矩形が、右下に寄せられた黄・青・黒の細い帯と応じ合い、全体はどちらも勝たないところまで調律されている。この絵はのちにエドワード・ドラモンド・リビーの寄贈でトレドへ渡った。その財を成したガラス製造業者こそ、この美術館を築いた人物である。

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