コルフ島:テラス

コルフ島:テラス


作品情報

制作年
1909
技法
紙、鉛筆の下描きに透明水彩、不透明水彩とワックス・レジストを併用
種類
素描
寸法
52.8 × 40.2 cm

ストーリー

1909年の秋、サージェントはイオニア海に浮かぶギリシャのコルフ島で約六週間を過ごし、ソティリオティッサという別荘に滞在しました。同行したのは妹のエミリー、その親友イライザ・ウェッジウッド、そして画家仲間のウィルフリッドとジェーンのド・グレン夫妻です。日々は別荘の庭や周りのオリーブ林で水彩を描くことに費やされ、この一枚もその滞在から生まれました。

美術館の技法の記述から、描き方がわかります。鉛筆で軽く下描きをしたうえに透明な水彩を重ね、不透明な絵具をわずかに加え、ところどころ先に蝋で線を引いています。蝋は水をはじくので、その部分では絵具が流れ落ち、紙の白がそのまま残ります。

1909年、ブルックリン美術館はニューヨークのノードラー画廊の展覧会で彼の水彩画83点を購入していました。1912年にサージェントが二度目の一群をノードラーに送ると、ボストン美術館はそれをまるごと買い取り、この年の4月、コルフ島のこの一枚も収蔵品に加わりました。

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