
聖オスヴァルトの戴冠
作品情報
ストーリー
祭壇の上に黒いカラスが舞い降りてくる。くちばしには手紙をくわえ、その下には小さな容器が下がっている。これは後の時代に生まれたオズワルドの伝説による。若い王に油を注ぐ段になって聖油が見当たらず、一羽のカラスがそれを運んできた。添えられた手紙には、使徒ペトロ自らがその油を祝別したと記されていたという。以来カラスはこの聖人のしるしとなった。その下では、緑のマントをまとい手を合わせてひざまずくオズワルドの頭に、司教が王冠をのせている。背後には磔刑図を描いた祭壇があり、新しい王を待つ彫刻の玉座のそばでは、若者が剣を掲げている。


