キリストの磔刑と聖母、福音書記者聖ヨハネ

キリストの磔刑と聖母、福音書記者聖ヨハネ


作品情報

制作年
1489
技法
テンペラと油彩
寸法
218 × 75 cm

ストーリー

1811年、クリヴェッリの板絵が二点そろってミラノに入りました。カメリーノの大聖堂からナポレオン期の接収で運ばれ、できたばかりのブレラの収蔵品になったものです。一点は「小蝋燭の聖母」、もう一点がこの磔刑図でした。同じ建物から来て、寸法もつり合い、同じように下から見上げる視点で組み立てられていたため、百年以上のあいだ、解体された一つの祭壇画の部分どうしだと考えられてきました。近年の調査はこれを切り離しています。収蔵時の目録では聖母の寸法が食い違い、地塗りも筆の運びも二点で異なっていました。この磔刑図は今では祭壇画の最上部を飾る板と見なされています。十字架があの角度で描かれているのは、はるか下からの視線に合わせたからです。キリストの背後で画面は左右に割れ、片側は空想の城が建つ丘、もう片側は太陽と月を線彫りした平らな金地です。

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