
Ernst Ludwig Kirchner · PD
クロスタースの山々
作品情報
ストーリー
クロスタースは、ダボスの北、ヴォルフガング峠を越えてすぐの村です。エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナーは1917年からこの山地で暮らし、1923年ごろにクロスタースの山々を描きました。同じ年、バーゼル・クンストハレがスイスで初めての大規模な個展を開き、バーゼルの若い画家たちが山の上の彼を訪ねるようになります。画面は正方形で、一辺が一メートルを超えます。下のほうに青い屋根の木の小屋、その横に赤く塗られた斜面、緑と黄色の空にはピンクの雲。ベルヴェデーレは形の呼応を指摘しています。ぎざぎざの峰はとがった針葉樹に、雲の曲線は下端の淡い牧草地にくり返されます。ウィーンのオーストリア・ギャラリーは早くも1924年、フランクフルトの画商ルートヴィヒ・シャーメスからこの絵を買い入れました。




