
Titian · PD
Ecce Homo
作品情報
ストーリー
支持体は石である。薄い粘板岩の板で、ティツィアーノの作品のうち石に描かれたものはこれ一点しか知られていない。石に祈りのための絵を描く習慣はローマにあり、セバスティアーノ・デル・ピオンボがその代表で、皇帝の宮廷に仕えたフランシスコ・デ・ロス・コボスらの間でも好まれていた。カール5世自身も石の支持体に関心を示していたという。制作は1546年から1547年で、画家は1548年1月、アウクスブルクで皇帝にこの絵を直接手渡した。キリストは手を縛られ、茨の冠をかぶり、鞭の跡を残したまま立っている。




