
Eugène Delacroix · PD
コンスタンティノープルに入城する十字軍
作品情報
ストーリー
ドラクロワがこの《十字軍のコンスタンティノープル入城》を描いたのは1840年、七月王政下のフランスでした。描かれるのは1204年、第四回十字軍が同じキリスト教国であるビザンツ帝国の都を攻め落とした場面です。勝者である騎士たちが馬上から街を見渡す一方、手前では住民たちが打ちひしがれ、勝利の華やかさよりも征服の重さが前面に出ています。ドラクロワは沈んだ金色の光で全体を包み、栄光と破壊が分かちがたく結びついた歴史の一場面として描きました。もとはヴェルサイユ宮殿の歴史画室のために注文され、現在はパリのルーヴル美術館に収められています。




