
Amedeo Modigliani · PD
太った子供
作品情報
ストーリー
1915年のパリは戦争で人が減り、絵を買う者も少なかった。画商ポール・ギヨームがモディリアーニの仕事を引き受けていた時期にあたる。彼自身が「ル・グラン・スティル」と呼んだやり方が始まるのがこの年で、顔立ちを幾何学的に切り詰め、現実にはない色調を広く平らに置いた肖像が続けて描かれた。この子どもの頭部もその一つで、顔はテラコッタの仮面のように平たく、首は円筒になっている。少し前まで石を彫っていた手つきが、形の整理のしかたに残っている。カンヴァスに油彩、45.5×37.5センチ。1938年にミラノの画廊から写真家で美術史家のランベルト・ヴィターリが買い取り、1984年に彼のコレクションがブレラに寄贈された。2024年12月からはパラッツォ・チッテリオの48室に掛かっている。




