キリストの鞭打ち

Piero della Francesca · PD

キリストの鞭打ち


作品情報

制作年
1459
技法
板にテンペラ
種類
絵画
寸法
67.5 × 91 cm

ストーリー

ピエロ・デッラ・フランチェスカのこの小さな板絵は、ルネサンスきっての謎とされてきた。画面の左奥、柱の並ぶ広間のなかで、キリストが縛られて鞭打たれている。ところが手前の右側には、それに背を向けるように三人の男が立ち、静かに語らっている。奥の出来事はキリストの時代、手前の三人は画家が生きた15世紀の人物と考えられ、両者が一枚のなかで時を隔てて並ぶ。この三人が誰なのか、暗殺された若い領主とその関係者なのか、東方をめぐる使節なのか、研究者のあいだで長く論じられ、いまも決着を見ていない。数学にも通じたピエロは、床のタイルや柱の間隔を寸分の狂いもなく遠近法で組み立てている。

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