四人の聖人と福者:聖セバスティアヌス

四人の聖人と福者:聖セバスティアヌス


作品情報

制作年
1485

ストーリー

1480年代、イタリアのアドリア海側の丘陵地帯であるマルケの町々には、疫病が繰り返し戻ってきた。それを恐れる共同体は、病を遠ざけてくれると信じる聖人たちの像を注文した。この細長い板絵は、そうした四人の像のひとつである。セバスティアヌスは古代ローマ軍の若い将校で、皇帝の命により矢を射込まれ、死んだものとして捨て置かれた。中世以来、人々は疫病よけに彼へ祈り、その矢を病が突然無差別に襲う一撃になぞらえた。ここでは金地を背に、縛られ傷ついてただ一人立つ。クリヴェッリが工房の助けを借りて描いた、四枚一組の板絵の一枚である。

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