
Paul Gauguin · PD
雪の庭
作品情報
ストーリー
細い裸の木々が並ぶ向こうに、雪に覆われた庭と奥の家々が見えます。白と青の画面を破るのは、屋根に置かれたわずかな赤い色だけです。ポール・ゴーギャンがこの絵を描いたのは1879年、印象派の仲間に加わって間もない頃でした。ゴーギャンはポール・セザンヌを敬愛し、その作品を自ら所有してもいました。所蔵するブダペスト国立西洋美術館は、ゴーギャンが初期の風景画でセザンヌ風の平行する筆触を試みていたと指摘しています。ここでも雪は、短く密な筆触を規則正しく重ねて描かれています。1880年4月、パリのピラミッド通りで開かれた第5回印象派展に、ゴーギャンは油彩七点と大理石の胸像を出品しました。この作品は目録の57番に、「雪の効果」という簡素な題で載っています。




