
Francisco Goya, General José de Palafox on Horseback, 1814. Wikimedia Commons. · PD
騎馬のホセ・デ・パラフォックス将軍
作品情報
ストーリー
1814年、戦争は終わっていた。六年に及ぶ戦いのすえフランス軍はスペインから追い出され、フェルナンド七世が王位に戻った。70歳近く、とうに耳の聞こえなくなっていたゴヤは、この年を戦争とその英雄を描くことに費やした。名高い《1808年5月2日》と《5月3日》の二枚も、同じ時期のものである。ホセ・デ・パラフォックスは、1808年と1809年の凄惨な包囲のあいだサラゴサの防衛を率い、一街区ずつ守り抜いたすえに捕らえられ、フランスに幽閉された。1814年、彼はスペイン抵抗の象徴として帰郷し、みずからこの肖像を注文した。ゴヤは彼を棹立ちの馬にまたがらせ、サーベルを手に、背後には煙をあげる故郷の廃墟を置いた。のちに将軍の息子がこの絵をプラドに遺贈した。




