
Peter Paul Rubens, Henry IV at the Battle of Ivry, 14 March 1590, 1627. Wikimedia Commons. · PD
イヴリーの戦いのアンリ4世、1590年3月14日
作品情報
ストーリー
1621年、寡婦となった王妃マリー・ド・メディシスはルーベンスを雇い、パリの宮殿の二つの翼を絵で埋めさせた。ひとつは自分自身の生涯を讃える連作、もうひとつは暗殺された夫、フランス王アンリ4世に捧げる連作である。彼女自身の物語は21点の画布として完成し、掛けられた。夫の物語のほうは、ついに仕上がらなかった。宮廷の権謀がそれを滞らせ、1631年にマリーは亡命へと追いやられ、計画はそこで完全に潰えた。幅七メートル近いこの巨大な戦闘場面は、すべてが崩れる前にルーベンスがかなり先まで進めた数少ない大作のひとつで、1590年、イヴリーで突撃するアンリを描いている。数十年のち、コジモ3世・デ・メディチがこれを買い取り、1773年以来ウフィツィ美術館に掛かっている。




