
Raphael, Holy Family of Francis I, 1518. Wikimedia Commons. · PD
フランソワ1世の聖家族
作品情報
ストーリー
1518年、ローマのラファエロは注文が殺到し、自ら筆をとる余裕もほとんどありませんでした。教皇レオ10世はフランス王フランソワ1世との関係を深めようと、その王妃クロードに贈るこの大きな板絵を、ラファエロの工房に発注します。構図はラファエロが練り、実際に描いたのは高弟のジュリオ・ロマーノがほとんどでした。聖家族に聖エリザベツ、幼い洗礼者ヨハネ、そして二人の天使が静かに配され、荘厳にまとめられています。マリアの衣の裾には、ラファエロ自身の署名と年記が記されています。外交上の贈り物としてフランスに渡り、今もルーヴル美術館に掛けられています。




