
Gustave Courbet · CC0
死んだ野ウサギと猟犬
作品情報
ストーリー
左端に仰向けに倒れた野ウサギへ、二匹の猟犬が鼻先を下げて近づいていく。この絵の制作について証言を残したのは、ドイツの画家オットー・ショルデラーである。1858年から翌年にかけての冬、フランクフルトでクールベが借りていたアトリエのちょうど真上に、ショルデラーのアトリエがあった。彼はパリの友人で画家のアンリ・ファンタン=ラトゥールに宛てた手紙で、二匹の犬と野ウサギを描いた作品について書いている。犬と森は記憶で描き、野ウサギだけは本物を買ってきて写生したという。メトロポリタン美術館は、この手紙が本作を指すと考えている。同じ二匹の犬は、ボストン美術館にあるより大きな狩猟画にも登場する。本作は1933年、収集家ハヴマイヤー夫妻の息子ホレスの寄贈によって同館に収められた。




