日没

Giorgione · PD

日没


作品情報

アーティスト
ジョルジョーネ
制作年
1508
技法
油彩
種類
絵画
寸法
73.3 × 91.4 cm

ストーリー

1505年ごろ、ヴェネツィアとその内陸部は、1504年にこの地方を襲ったペストの流行からようやく立ち直りつつあった。その記憶が、夕暮れの風景の中にひそんでいる。丘と静かな水のあいだに、ごく小さな人物たちが見分けられる。聖ゲオルギウスは竜と戦い、聖アントニウスは瞑想し、手前では一人の連れが聖ロクスの腫れ物を手当てしている。人々はこの聖人にペスト除けを祈った。ジョルジョーネは聖なる物語を夕方の光の中に溶かし込み、画面を支配するのは筋書きではなく大気そのものだ。この絵は1930年代にヴェネツィア近郊の別荘で再発見され、その後たびたび修復された。中央のいくつかの人物は後世の描き直しである。最もよく残っているのは、日とともに消えてゆく青みがかった遠景だ。

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