
Wassily Kandinsky · PD
即興13
作品情報
ストーリー
1910年、ミュンヘンに暮らしていたカンディンスキーは、自作を三つの呼び名で整理し始めていた。目に見えるものから起こす「印象」、内側から湧き出るものを一気に描く「即興」、長い準備を重ねる「コンポジション」である。この絵は二番目の組に属し、通し番号の13を与えられた。縦140センチ、横120センチの画面は、離れて見ると葦毛の馬に乗った人物が斜めに横切っているのが分かる。馬上の騎手は彼が何年も手放さなかった主題で、翌年に仲間と立ち上げた年刊誌と展覧会の名にもなる。所蔵するカールスルーエの州立美術館は本館を改修中で、この絵は市内のZKMに置かれた仮の展示室に掛かっている。




