眠る女中とその女主人のいる室内(「怠惰な召使い」)

眠る女中とその女主人のいる室内(「怠惰な召使い」)


作品情報

アーティスト
ニコラース・マース
制作年
1655
技法
板に油彩
種類
絵画
寸法
70 × 53.3 cm

ストーリー

女主人はにっこり笑い、手のひらをこちらに向けています。この娘をどうしたものかしら、と問いかけるようです。その横では若い女中が腰掛けに崩れるように座り、頬杖をついたまま眠りこんでいます。オランダの人々にとって、この姿勢は怠惰の罪を表す伝統的なポーズでした。けれども床を見ると事情が変わります。鍋や片手鍋、水切りのざる、皿があちこちに散らばり、大がかりな食事を作ったあとだとわかります。奥の戸口の向こうでは、客たちが食卓を囲んでいます。戸棚の上では猫がこの隙に皿の料理を失敬しています。ニコラース・マースはこの板絵に署名し、1655年の年記を入れました。「怠け者の女中」という通称は、場面そのものより厳しく響きます。1847年にリチャード・シモンズの遺贈でナショナル・ギャラリーに入り、26室に展示されています。

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